喉頭がん
喉頭がんとは
喉 頭がんは、がんが発生した部位によって初期症状が異なります。もっとも多い声門がんの場合、低いがらがら声やざらざらと雑音が入ったような声、息がもれる ような“声がれ”が特徴的です。これを嗄声(させい)と呼びます。がんの進行に伴い、声門が狭くなることで呼吸困難、血痰などの症状が現れます。
声 門上がんではいがらっぽさや異物感がある、食事の際にものが飲み込みにくい、首のリンパ節が腫れるなどの症状が起こり、進行すると耳にも痛みが広がること があります。がんが声帯に広がるにつれ、声門がんと類似した症状が現れます。声門下癌の場合は、進行するまで症状はありません。
喉頭がんの症状・特徴
喉 頭がんは、がんが発生した部位によって初期症状が異なります。もっとも多い声門がんの場合、低いがらがら声やざらざらと雑音が入ったような声、息がもれる ような“声がれ”が特徴的です。これを嗄声(させい)と呼びます。がんの進行に伴い、声門が狭くなることで呼吸困難、血痰などの症状が現れます。声門上が んではいがらっぽさや異物感がある、食事の際にものが飲み込みにくい、首のリンパ節が腫れるなどの症状が起こり、進行すると耳にも痛みが広がることがあり ます。がんが声帯に広がるにつれ、声門がんと類似した症状が現れます。声門下癌の場合は、進行するまで症状はありません。
喉頭がんの生存率
国立がん研究センターがん対策情報センターによれば、2003〜2005年に喉頭がんと診断された方の5年相対生存率は75.9%でした。
喉頭がんの原因
喉頭がんは喫煙歴と高い相関があります。女性には比較的少ないと言われていた喉頭がんですが、昨今の増加傾向は女性の喫煙率増加が原因ではないかと考えられています。その他、胃食道逆流症や飲酒による影響も指摘されています。
当院の喉頭がんの検査
喉頭がんのステージ
喉頭がんの病期は、がんがどこまで広がっているかで大きく分類され、さらにリンパ節転移や多臓器への転移を踏まえて決められます。
【 T分類 】
●声門がん
T1a | がんが片側の声帯にとどまっている |
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T1b | 両側の声帯にがんがある |
T2 | がんが声門の上部か下部まで広がっている、または声帯の動きに制限がある |
T3 | 声帯の動きがなく固定している、および/または声門の周囲組織にがんが広がっている |
T4a | がんが喉頭の外側の組織にまで広がっている |
T4b | がんが喉頭の外側の組織を越えて、背骨や縦隔、頸動脈全周などに及んでいる |
●声門上がん
T1 | がんが片側の声門上部の一部にとどまっている |
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T2 | がんが声門を含む声門上部の外側まで広がっている、または声門上部の広い範囲に及んでいる |
T3 | 声帯の動きが完全に失われているか、がんが声門上部の周辺または声門の周囲にまで広がっている |
T4a | がんが喉頭の外側の組織にまで広がっている |
T4b | がんが喉頭の外側の組織を越えて、背骨や縦隔、頸動脈全周などに及んでいる |
●声門下がん
T1 | がんが片側の声門下部にとどまっている |
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T2 | がんが声帯にまで広がっており、その動きが制限されている |
T3 | がんが声帯にまで広がって、その動きが完全に失われている |
T4a | がんが喉頭の外側の組織にまで広がっている |
T4b | がんが喉頭の外側の組織を越えて、背骨や縦隔、頸動脈全周などに及んでいる |
直腸がんの先進医療
直 腸がんは発見や治療が容易なケースもあるのですが、治癒後のQOLを考えると治療法は慎重に選択したいものです。標準治療とあわせて、科学的な根拠をもと に解明された「がんの原因」を根本的に解決する先進治療には、どのようなものがあるでしょうか。副作用や再発・転移などのご不安を抱える方も、ぜひご覧に なってみてください。患者さまがQOLを保ち、心身ともに余裕をもってがんと向き合えるよう、当院がお力になります。
標準治療にプラスする先進医療。
患者さま一人ひとりの症状にあわせた
複合プランが「個別化治療」です。
がんと戦う力を 蓄える治療 |
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がんと細胞の 内側から戦う治療 |
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がんと細胞の 外側から戦う治療 |
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がん細胞を 転移させない治療 |
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