その他の癌
その他のがんとは
その他のがんは大きく2つに分けて、がんができた場所を特定できない原発不明がんと、通常よりもがんになるリスクが高い遺伝性腫瘍・家族性腫瘍があります。
その他のがんの症状・特徴
が んが最初にできた場所は原発部位といい、通常は明確にわかっているのですが、転移したものが先に見つかり、もともとの原発部位が判断できない場合を指しま す。原発巣が小さかったり、診断しにくい場所にあったりで判断がつかない場合、原発不明がんとして先に治療を開始します。
遺伝性腫瘍・家族性腫瘍は、がん抑制遺伝子が生まれつき半分しかないためにできやすいがんを指します。網膜芽細胞腫、家族性大腸ポリポーシス、遺伝性黒色腫などがあります。
その他のがんの生存率
その他のがんのケースはさまざまであり、生存率についてはっきりとしたデータはありません。
その他のがんの原因
原発不明がんの場合は、原因はがんにより異なります。遺伝性腫瘍・家族性腫瘍の場合は,がん抑制遺伝子が生まれつき半分しかないことが原因です
当院のがん検査
その他のがんの標準治療
その他のがんは、手術だけで完治することが非常に少ないがんで、ほとんどの場合は手術と抗がん剤を組み合わせる形で行われます。
① がん摘出手術
外科手術により、がんや転移が見られるリンパ節を切除する治療です。
② 抗がん剤治療
複数の抗がん剤を使用し、がん細胞を死滅させる治療法です。がん細胞に働きかけるのはもちろんのこと、正常な細胞にも影響を及ぼすため、人によっては強い副作用を引き起こします。
③ 放射線治療
高エネルギーのX線やガンマ線を用いて、がん細胞を消失、縮小させる治療です。
セカンドオピニオンとは?
セ カンドオピニオンとは、病気について担当医以外の医師の意見を聞くことを意味する言葉です。医療業界においては一般的なことですので、担当医との関係悪化 を恐れる必要はありません。セカンドオピニオンを聞きたい意思を示し、紹介状やデータをもらうと良いでしょう。セカンドオピニオンを聞く際は、医師がきち んとリードしてくれるはずですが、現在の診断の内容、治療方針、その他の治療方法の3点は、納得のいくまで質問すると良いでしょう。
その他のがんの先進医療
標 準治療とあわせて、科学的な根拠をもとに解明された「がんの原因」を根本的に解決する先進治療には、どのようなものがあるでしょうか。副作用や再発・転移 などのご不安を抱える方も、ぜひご覧になってみてください。患者さまがQOLを保ち、心身ともに余裕をもってがんと向き合えるよう、当院がお力になりま す。
標準治療にプラスする先進医療。
患者さま一人ひとりの症状にあわせた
複合プランが「個別化治療」です。
がんと戦う力を 蓄える治療 |
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がんと細胞の 内側から戦う治療 |
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がんと細胞の 外側から戦う治療 |
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がん細胞を 転移させない治療 |
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